破壊の機神の顕現体
- 知能
- 測定不能
- 知覚
- 五感(暗視)&魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 神紀文明語、魔動機文明語、アンドロスコーピオン語
- 生息地
- 不明
- 知名度/弱点値
- 29/33
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 28
- 移動速度
- 25(浮遊)
- 生命抵抗力
- 32 (39)
- 精神抵抗力
- 32 (39)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器(胴体) | 27 (34) | 2d+22 | 26 (33) | 20 | 200+100 | 240+50 |
なし(右障壁) | ― | ― | 0 (7) | 25 | 250+50 | ― |
なし(左障壁) | ― | ― | 0 (7) | 10 | 125+100 | ― |
- 部位数
- 3(胴体/右障壁/左障壁)
- コア部位
- 胴体
特殊能力
●全身
[◯]剣のかけら=50個
HP・MP・生命抵抗力・精神抵抗力が上昇しています。(いずれも反映済みです)
[◯]複合知覚
この魔物に対しての、知覚を妨げる効果は、「知覚:五感」と「知覚:魔法」の両方におよばないかぎり、効果がありません。
[◯]通常武器無効
[◯]毒無効、[◯]病気無効、[◯]精神効果無効
[◯]小神の威光(弱)
レベル15以下のキャラクターの行動に対する、生命・精神抵抗力判定および[部位:胴体]の回避力判定は、判定をおこなわず、自動成功します。
ただし、「“第一の剣”に属する神格にもとづく神聖魔法【ディバイン・ウォー】(⇒『Ⅲ』158頁・『MA』99頁)を受けて戦士系技能のレベルが16以上となっているキャラクターがその戦士系技能をもちいておこなう行動」に対しては、冒険者レベルの代わりにその戦士系技能のレベルを参照して、この能力を解決します。(たとえば、通常時においてファイター技能13レベルかつ冒険者レベル13のキャラクターが、【ディバイン・ウォー】を受けておこなうファイター技能での武器攻撃では、レベル16のキャラクターによるものとみなし、回避力判定にこの能力が適用されません。しかし、その状態のキャラクターであっても、ファイター技能によらない行動(例:魔法行使)をするならば、13レベルのキャラクターによるものとみなし、それに対する抵抗力判定にはこの能力が適用され、自動成功となります)
[◯]完全魔動機知識
魔動機にまつわるセージ知識判定に自動成功します。
これは、「分類:魔動機」のキャラクターに対する魔物知識判定に自動成功することを含み、その場合には弱点を見破ります。
[>>][△]転移
「射程/形状:1(10m):起点指定」「対象:任意の地点」で、対象の位置まで転移します。
使用すると、[部位:胴体]のMPを15点消費します( @胴体:MP-15 )。
この能力は10秒(1ラウンド)に1回のみ使用できます。
●胴体
[◯]不落の機神
神の力により害を退けます。
「抵抗:必中」の魔法や特殊能力を受けたとき、MPを15点消費することで、それを完全に無効化できます。( @胴体:MP-15 )
(望むならば、MPを消費せず、あえて効果を受けることも可能です)
「対象:1体全」「対象:1体X」の効果であったならば、[部位:胴体]のこの能力を発揮をもって、すべての部位に対する効果が無効化されます。
[◯]ファストレギオン
この魔物が戦闘開始時に先攻となった場合、この魔物の指示下にあるすべての「分類:魔動機」のキャラクターは、1ラウンド目に追加で1回の主動作をおこなえます。
[◯]魔力充填=10点
手番の終了時にMPが「10」点回復します。
[◯]3回行動
[▶]神聖魔法(メガンデス)18レベル/魔力25(32)
15レベルまでのすべての基本神聖魔法に加えて、【ゴッド・ストンプ】、【バトルソングⅡ】、【ホーリー・ブレッシングⅡ】を行使できます。
運用にあたっては、下記の「[◯]機神の治癒魔法」も参照してください。
[◯]機神の治癒魔法(弱)
この魔物が使用する、HPを回復する効果の神聖魔法では、本来の魔法の効果の定めにかかわらず、「分類:魔動機」のキャラクターのHPを回復でき、そして「分類:魔動機」以外のキャラクターのHPは回復できません。
[◯]複数宣言=2回
[◯][🗨]魔法適性
《マルチアクション》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大すべて》《クリティカルキャストⅡ》
[🗨]魔力撃=+25ダメージ/リスク:生命・精神抵抗力判定-2
[🗨]デュアルアクション
「近接攻撃」の代わりに「遠隔攻撃」である点を除き、戦闘特技《マルチアクション》(⇒『BM』31・36頁)と同様の能力です。
[▶]杭打ち/29(36)/回避力/消滅
「射程/形状:2(30m)/起点指定」で、最大3体の対象の至近に巨大な杭打ち機を具現化して攻撃し、「 2d+45 」点の物理ダメージを与えます。「分類:魔動機」のキャラクターに対しては、ダメージが「+20」されます。
これは近接攻撃ではありませんが、例外的に《マルチアクション》や「[🗨]魔力撃」を宣言・適用できます。「[🗨]魔力撃」の場合、効果は対象のうち1体へのダメージに適用されます。
この能力は1ラウンドに1回しか使用できず、使用するとMPを「10×対象の数」点消費します。
[▶]機銃斉射/30(37)/回避力/消滅
「射程/形状:2(60m)/射撃」で、大量の弾丸を斉射し、「対象:1エリア(半径6m)/20」に「 2d+35 」点の魔法ダメージを与えます。
これは〈ガン〉による射撃攻撃に準ずるものとみなし、《デュアルアクション》を宣言・適用できるほか、射撃攻撃への回避力判定にまつわる修正などが有効です。また、通常移動をおこなった手番には使用できません。
この能力は1ラウンドに1回しか使用できず、使用するとMPを10点消費します( @胴体:MP-10 )。
[▶]巨大焼夷弾/28(35)/精神抵抗力/半減
「射程/形状:2(100m)/射撃」で、具現化した巨大な焼夷弾を放ち、「対象:1エリア(半径6m)/20」に「 2d+40 」点の炎かつ純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。
これは魔法(魔動機術)に準ずるものとみなし、《マルチアクション》や《魔法制御》、「[🗨]デュアルアクション」などを宣言・適用でき、魔法への精神抵抗力判定にまつわる修正などが有効です。また、通常移動をおこなった手番には使用できません。
戦闘中においては、この能力は1ラウンドに1回しか使用できず、使用するとMPを20点消費します( @胴体:MP-20 )。
非戦闘中には、この能力を「1時間」あるいは「1日」の準備時間をかけて使用することができます。
1時間をかけて使用した場合には、「射程:2(3km)」「対象:全エリア(半径1km)/すべて」、ダメージは「 2d+60 」点、消費MPは40となり、「クリティカル不可」に「炎」属性を含まない構造物の防護点を完全に無視します。
1日をかけて使用した場合には、「射程:2(30km)」「対象:全エリア(半径6km)/すべて」、ダメージは「 2d+100 」点、消費MPは80となり、あらゆる構造物の防護点と、15レベル以下のキャラクターがもつ炎および純エネルギー属性への耐性をすべて無視します。
[>>]魔動機強化/30/任意
「射程/形状:2(100m)/起点指定」で、「分類:魔動機」の「対象:1体X」に対し、行為判定に+1のボーナス修正を与え、さらに操霊魔法【ヘイスト】(⇒『Ⅲ』150頁・『MA』83頁)と同様の効果を与えます。この効果の達成値は30で、1分(6ラウンド)のあいだ持続します。
この能力を使用すると、MPを「対象の部位数×10」点、消費します。
この能力は、1ラウンドに1回しか使用できません。
[>>]神気放出/25
神のオーラを放ち、他の神の影響力を排除します。
「射程:自身」「対象:全エリア(半径50m)/空間」内に持続している特殊神聖魔法のうち、達成値が25以下の任意のものすべてを解除します。
この能力を使用すると、MPを15点消費します( @胴体:MP-15 )。
[>>]障壁修繕
[部位:右障壁]もしくは[部位:左障壁]の一方を対象とし、対象のHPを「125」点、回復させます。これは、HPが0以下の部位には効果がありません。
この能力を使用すると、MPを30点消費します( @胴体:MP-30 )。
この能力は、1ラウンドに1回しか使用できません。
●障壁(右障壁、左障壁)
[◯]障壁再起動
1日が経過するごとに、障壁はあらゆる不利な効果を打ち消し、HPが完全に回復します。
これにより、部位欠損からも回復できます。
●右障壁
[◯]小神の守護
黄金色の障壁で胴体を護ります。
[部位:胴体]は物理ダメージを受けません。
[部位:右障壁]のHPが0以下のあいだ、この能力は失われます。
●左障壁
[◯]魔法ダメージ軽減=15点
[◯]小神の結界
白銀色の結界で胴体を護ります。
[部位:胴体]は魔法ダメージを受けません。
[部位:左障壁]のHPが0以下のあいだ、この能力は失われます。
戦利品
- 自動
- 〈剣のかけら〉×50
解説
“破壊の機神”メガンデスの、ラクシアにおける顕現体です。
神々の戦争による消耗を受けていないメガンデスは、完全な顕現体をラクシアに降ろすことができます。
メガンデスでは小神の中でも歴史が浅く、信者の数も少ないことから、神としては最下級の力しかもちません。しかしそれでも、神と人の差は絶対的といってよいものであり、尋常の人族が抗うことはまず不可能です。
顕現体が倒されても神格そのものが消滅するわけではありませんが、再び顕現体をあらわすには数百年以上の眠りが必要となります。