加護砕き
基本取引価格:311,100(非売品)
- 知名度
- 22
- 形状
- 打撃部に“角”を模した突起がある巨大な戦鎚
- カテゴリ
- 〈メイス〉S
- 製作時期
- 不明
- 概要
- [剣の加護]をもつキャラクターへのダメージ増加、ダメージを与えたなら[剣の加護]を失わせる
- 効果
-
この武器による近接攻撃では、[剣の加護]をもつキャラクターに対する算出ダメージを+「対象のレベル」点します。
さらに、それによってダメージを与えたなら、対象に目標値30の精神抵抗力判定を要求します。失敗したなら、対象は続く10秒(1ラウンド)のあいだ、[剣の加護]を失います。[剣の加護/運命変転]のような能動的な効果であれば使用できなくなり、[剣の加護/炎身]のような常在的な効果ならばその効果を失い、[剣の加護/風の翼]のような持続的な効果であればただちに消滅します。この効果は、達成値30の呪い属性としてあつかいます。
用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 2H 36 +4 56 12 2
由来・逸話
[剣の加護]を持つ者を滅ぼすための、ウォーメイス状の魔剣です。加護を持つ者を深く傷つける性質があり、そして傷つけた者から加護を失わせます。
歴史上ではもっぱら蛮族が使用し、人族との戦いで活用したという記録ばかりが残っています。いくつかの数が製作されているらしく、〈大破局〉の折にはこれを持つ蛮族の戦士が複数同時に確認されたようです。
区分上は第七世代魔剣にあたると推測されていますが、具体的な製作時期はわかっていません。魔法文明時代初期であるとする説が有力ですが、神紀文明時代の末期とする意見もあります。
上位品
この魔剣は、“戦神”ダルクレムが配下のために製作した祭器の、数世代を経た下位複製品であるとされています。
祭器にくらべればはるかに劣る品ではあるものの、[剣の加護]という神々の領域に干渉する力は(限定的に)残されています。
迷宮の特徴
この魔剣が生み出す迷宮には、挑戦者の力だけではなく思想を問う仕掛けがあります。
ダルクレムの教義にかなう振る舞いをしないかぎり、迷宮を踏破することはできないようです(この魔剣の歴代の担い手が蛮族であった理由のひとつは、これによるものでしょう)。