ゆとシートⅡ for SW2.5

加護砕き - ゆとシートⅡ for SW2.5

加護砕きグレイスクラッシャー

基本取引価格:311,100(非売品)
知名度
22
形状
打撃部に“角”を模した突起がある巨大な戦鎚
カテゴリ
〈メイス〉S
製作時期
不明
概要
[剣の加護]をもつキャラクターへのダメージ増加、ダメージを与えたなら[剣の加護]を失わせる
効果

この武器による近接攻撃では、[剣の加護]をもつキャラクターに対する算出ダメージを+「対象のレベル」点します。

さらに、それによってダメージを与えたなら、対象に目標値30の精神抵抗力判定を要求します。失敗したなら、対象は続く10秒(1ラウンド)のあいだ、[剣の加護]を失います。[剣の加護/運命変転]のような能動的な効果であれば使用できなくなり、[剣の加護/炎身]のような常在的な効果ならばその効果を失い、[剣の加護/風の翼]のような持続的な効果であればただちに消滅します。この効果は、達成値30の呪い属性としてあつかいます。

用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考
2H 36 +4 56 12 2 [刃][打]

由来・逸話

[剣の加護]を持つ者を滅ぼすための、ウォーメイス状の魔剣です。加護を持つ者を深く傷つける性質があり、そして傷つけた者から加護を失わせます。

歴史上ではもっぱら蛮族が使用し、人族との戦いで活用したという記録ばかりが残っています。いくつかの数が製作されているらしく、〈大破局〉の折にはこれを持つ蛮族の戦士が複数同時に確認されたようです。

区分上は第七世代魔剣にあたると推測されていますが、具体的な製作時期はわかっていません。魔法文明時代初期であるとする説が有力ですが、神紀文明時代の末期とする意見もあります。

上位品

この魔剣は、“戦神”ダルクレムが配下のために製作した祭器の、数世代を経た下位複製品であるとされています。

祭器にくらべればはるかに劣る品ではあるものの、[剣の加護]という神々の領域に干渉する力は(限定的に)残されています。

迷宮の特徴

この魔剣が生み出す迷宮には、挑戦者の力だけではなく思想を問う仕掛けがあります。

ダルクレムの教義にかなう振る舞いをしないかぎり、迷宮を踏破することはできないようです(この魔剣の歴代の担い手が蛮族であった理由のひとつは、これによるものでしょう)。

製作者:ViVi🦈