メルグオルディス・アバドラク【ドレイクマーキスネクロマンサーハイレブナント(人間形態)】
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、ドレイク語、魔法文明語
- 生息地
- 惨烈冥宮
- 知名度/弱点値
- 22/29
- 弱点
- 魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 26
- 移動速度
- 30/60(飛行)
- 生命抵抗力
- 33 (40)
- 精神抵抗力
- 33 (40)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 武器 | 30 (37) | 2d+30 | 25 (32) | 23 | 263+115 | 156+23 |
特殊能力
[◯]剣のかけら=23個
HP・MP・生命抵抗力・精神抵抗力が上昇しています。(いずれも反映済みです)
[▶]操霊魔法15レベル/魔力26(33)
[▶]秘伝魔法
流派【メルグオルディス屍魂操術】および【ネザーヴェイン対屍霊術】に属する秘伝魔法をすべて行使できます。
[◯]知識/23(30)、[◯]弱点看破
セージ知識判定パッケージに属する行為判定を、基準値23(30)でおこなえます。
魔物知識判定の結果として弱点を見抜いたならば、戦闘特技《弱点看破》と同様の効果が有効となります。
[◯][🗨][▶]魔法適性
戦闘特技《マルチアクション》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大すべて》《バイオレントキャストⅡ》《クリティカルキャストⅡ》《ダブルキャスト》《ワードブレイク》を習得しています。
[◯]複数宣言=3回
[◯]飛行Ⅱ
近接攻撃の命中力・回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
[🗨]牽制攻撃Ⅲ=命中力判定+3
[🗨]魔力撃=+26ダメージ/リスク:生命・精神抵抗力判定-2
[🗨]薙ぎ払いⅡ=最大5体に近接攻撃
[>>][△]瞬時竜化
瞬時に竜形態に変化します。竜形態のデータは、別途定義されたものを参照します。HPやMPは最大値まで回復し、魔法などによるあらゆる効果は消滅します。すでに主動作を行ってしまっていた場合、[部位:胴体]のみが主動作を完了していたものとしてあつかい、[部位:翼]は主動作を実行可能です。
「[>>][△]瞬時竜化」を使用した直後1時間は、「[>>][△]瞬時人間化」を行うことはできません。
[◯]剣の託宣/復活竜化(弱)
HPが0以下になると、ただちに自動的に「[>>][△]瞬時竜化」が使用されます。この能力は、この魔物が死亡していたとしても有効です。
この能力は、1日に1回しか効果をあらわしません。
[◯]魔剣保有/真なる死を紡ぐもの
魔剣〈真なる死を紡ぐもの〉を保有しています。
この魔物がおこなう近接攻撃は、魔法の打撃武器によるものとしてあつかいます。
また、次に示すふたつの特殊能力――「[◯]死を紡ぐ魔杖」「[◯]無尽の操霊術」――を、魔剣から得ています。
[◯]死を紡ぐ魔杖
呪い属性の魔法にかぎり、魔力が本来よりも「1」だけ高いものとして行使できます。
[◯]無尽の操霊術
魔法行使に《魔法拡大/**》を適用しても、3倍までは消費の倍加を無視できます。
これにより、《魔法拡大/威力確実化》《魔法拡大/確実化》は、消費への影響が完全になくなります。《魔法拡大/数》《魔法拡大/距離》《魔法拡大/時間》《魔法拡大/範囲》については、それぞれ3倍までは倍加が発生せず、4倍以上では額面どおり(つまり、4倍なら4倍)の倍加が発生します。
この“3倍まで”の制約は、拡大一種類ごとに判断します(複数の《魔法拡大/**》を併用した場合、それぞれが3倍以内に収まるのなら、消費の倍加はいっさい発生しません)。
[>>]屍兵招来
どこからともなくアンデッドを呼び寄せ、従えます。
この能力の使用時に1dし、後述する対応表にもとづいた魔物を、自身と同じ位置に呼び出します。呼び出された魔物は、メルグオルディスの意に沿うかたちで、直後から行動を開始します。
この能力を使用すると、MPを「呼び出す魔物のレベル×2」点消費します。消費できない場合は、魔物は召喚されません。また、呼び出されたアンデッドが活動を継続しているかぎりは、最大MPが「呼び出している魔物のレベル×2」点、低下します。呼び出されたアンデッドを破壊することは、メルグオルディス自身の補助動作によって可能です。
この能力は、1ラウンドに1回のみ使用できます。複数のラウンドにわたって繰り返し使用すると、複数のアンデッドを同時に運用できます。その場合は、むろん、MP最大値の低下も累積的に受けます。
- 出目1
- イビルエント(魔物レベル13)
- 出目2
- アンデッドジェネラル(魔物レベル14)
- 出目3
- ロトンモブヒューリー(魔物レベル15)
- 出目4
- ブラックナイト(魔物レベル17)
- 出目5
- ペイルライダー(魔物レベル18)
- 出目6
- ドラゴンゾンビ(魔物レベル20)
[◯]アンデッドの支配者
20レベル以下の「分類:アンデッド」のキャラクターの行動に対する生命・精神抵抗力判定には、自動的に成功します。さらに、それが「抵抗:半減」または「抵抗:短縮」の行動であったなら、「抵抗:消滅」とみなします。
[◯]再生&マナ充填=10点
手番の終了ごと、HPとMPが「10」点ずつ、回復します。
HPが0以下のあいだ、この能力は失われます。
戦利品
- 自動
- 〈剣のかけら〉(200G/-)×23
- 自動
- 壮麗な指輪(15,000G/金白SS)
- 自動
- 〈真なる死を紡ぐもの〉(取引不能)
- 2~8
- なし
- 9~14
- 高貴な竜人の角(12,600G/赤SS)
- 15~
- 偉大なる竜人の角(48,500G/赤SS)
解説
ドレイクマーキスは、侯爵とまで呼ばれる、ドレイク(⇒『ML』54頁)の上位貴族です。多数のドレイクの貴族を束ね、最低でも地方規模での軍略を差配します。その実力は圧倒的であり、ほとんどどのような蛮族も、おのずと配下として従います。
〈大破局〉では各地にこうしたドレイクが現れ、人族の国家を次々と滅ぼしました。〈大破局〉の終結後、アルフレイム大陸にこうしたドレイクは現れていません(――すくなくとも、人族の知るかぎりでは)。
メルグオルディスは、〈大破局〉においても特筆される魔将のひとりです。主としてアルフレイム西方で活動し、アンデッドの軍勢をもちいていくつもの国家を滅亡させました。
当時の勇者たちによってメルグオルディスが討たれて以降、魔剣〈真なる死を紡ぐもの〉は行方不明となっていました。
どういう変遷をたどったのかは不明ですが、このたび魔剣によってメルグオルディスはハイレブナントと化し、ふたたびアルフレイムに現れました。