“紅白双瞳”リィガン(人間形態)【クアッドアイズサードニクスバジリスク(人間形態)】
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、妖魔語、バジリスク語、ドレイク語、魔法文明語
- 生息地
- ランドール地方
- 知名度/弱点値
- 20/22
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 15
- 生命抵抗力
- 19 (26)
- 精神抵抗力
- 19 (26)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 武器 | 17 (24) | 2d+13 | 15 (22) | 12 | 180 | 105 |
特殊能力
- 【魔法指示】
- 【特殊能力解放】
- 【特殊能力完全解放】
[◯]剣のかけら=13個
HP・MP・生命抵抗力・精神抵抗力が上昇しています。(いずれも反映済みです)
[◯]毒無効、[◯]病気無効
[△]襲いかかる敵の幻
先手を打たれたことを幻視であったものとします。
戦闘前処理の「先制判定」において使用します。
すべてのキャラクターに先制判定をやり直させます。やり直す前の判定と後の判定は、別個の判定とみなします。(よって、【イニシアティブブースト】のような、“1回の先制判定”に対して有効な効果は、やり直す前の判定にしか効果がありません)
この能力は、1回の戦闘に1回しか使用できません。また、使用すると10点のMPを消費します。
[◯]灰色なる敗北の幻影
行動の結果が不都合だったことを幻視であったものとします。
「射程/形状:30m/起点指定」で、いずれかのキャラクターが行動判定のサイコロを振ったとき、そのキャラクターを対象として使用します。
対象はそのサイコロを振り直します。
この能力は「抵抗:任意」です。
この能力は、1回の戦闘に1回しか使用できません。また、使用すると10点のMPを消費します。
[>>]軍略
半径100m以内の自身を除く味方すべてを対象とし、次のいずれかの効果を与えます。効果は任意に選択できますが、全員に対して同じ効果を与えなければなりません。
Ⓐ命中力判定+1
Ⓑ発生させる物理ダメージ+1
この能力は鼓咆に準ずるものとみなし、おおむね同様の性質(⇒『MA』19~20頁)を有します。
ただし、この魔物がこの能力を使用しうる状態であるかぎりは効果が持続することと、繰り返し使用することで効果を累積させられる点がことなります。これにより、最大で、命中力判定+2&物理ダメージ+6まで累積させられます。
この能力は、1ラウンドに1回まで使用できます。
(魔物形態はこの能力をもたないため、魔物形態となったなら、この能力の効果はすべて消滅します)
[◯]炎耐性
炎属性から受けるダメージを10点軽減します。
[▶]真語魔法12レベル/魔力16(23)
[🗨][▶]魔法適性
《魔法拡大すべて》《ワードブレイク》
[◯]四つの邪眼
手番ごとに、「[>>]縞瑪瑙の視線」「[>>]発火の視線」を2回ずつまで使用できます。
ただし、ひとつの手番のあいだでは、それらすべての対象が互いに異なっていなければなりません。(つまり、ひとつの手番内に2回ずつ合計4回を使用するなら、必ず異なる4体のキャラクターがそれぞれの対象になることになります)
[>>]縞瑪瑙の視線/15(22)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:50m/起点指定」で、「対象:1体」を睨みつけ、石化進行(器用度or敏捷度/-6)(⇒『ML』65頁)の効果を与えます。この効果では、最終的には、対象は石像ではなく縞瑪瑙の像に変わります。【キュア・ストーン】等で解除することは可能です。
鏡を手にしている者がこの能力の対象となったとき、精神抵抗力判定の達成値が目標値より4以上高ければ、視線を跳ね返し、この魔物にこの効果を与えることができます。そのとき、この魔物はそれに抵抗を試みることができません。
この能力は呪い属性です。
この能力は、この魔物が目隠しなどをしていても使用できます。
[>>]焦熱の視線/15(22)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:30m/起点指定」で、「対象:1体」に「2d+15」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
[◯]熱毒の血液/16(23)/生命抵抗力/消滅
この魔物が存在する乱戦エリア内でこの魔物にダメージを与えた者は、その手番の終了時に「2d+6」点の炎かつ毒属性の魔法ダメージを受けます。
[▶]魔物化
魔物形態に変化します。データは別途、規定・管理されます。
HPやMPは最大値まで回復し、受けているあらゆる効果は消滅します。
この能力を使用した手番では、変化後の[部位:胴体]は主動作を完了したものとしてあつかいます。
[部位:頭部]はまだ行動していないものとして手番をおこなえます。
[部位:邪眼]は、対応する能力をまだ使用していない場合にかぎり、まだ行動していないものとして手番をおこなえます。
この能力を使用した直後1時間は、「[>>][△]瞬時人間化」を使用できません。
戦利品
- 自動
- 〈剣のかけら〉×13
- 自動
- 栄冠蛮族軍師の徽章(12,000G/金SS)
- 自動
- バジリスクの純血(1,000G/赤S)
- 2~6
- 縞瑪瑙の瞳(4,000G/金赤S)
- 7~12
- 赤熱の瞳(6,000G/金赤S)
- 13
- 縞瑪瑙の瞳(4,000G/金赤S)&赤熱の瞳(6,000G/金赤S)
- 14~
- 縞瑪瑙の瞳(4,000G/金赤S)×2&赤熱の瞳(6,000G/金赤S)×2
解説
オニクスバジリスク(⇒『ML』94頁)の突然変異個体と見られる、バジリスクの一種です。縞瑪瑙の邪眼を有します。
また、視線を送るだけで対象を加熱・発火させる、第二の邪眼ももっています。これはバジリスクの邪眼としては比較的めずらしい、攻撃的な効果のものです。
何より特異なのは、それらの邪眼がふたつずつ存在することです。多数の邪眼をもつのは、より高位のバジリスクに見られる特徴であることから、この魔物はそれに近い水準に位置すると考えることもできます。
一方で、変異のためか、魔法をあつかう技術や肉弾戦向けの身体能力は、オニクスバジリスクよりもいくらか劣ります。
リィガンは、ランドール地方東方における蛮族四天王の一角です。
軍略と差配に長け、戦場を自在に操ります。いまだアルフレイム大陸には伝来していない稀少な技術体系にも習熟しており、戦闘における機先を制することを得意とします。
また、日頃からみずからの軍勢を増強することに余念がなく、あるいはリィガン自身よりも、その軍勢こそが最大の脅威といえるかもしれません。
四天王のなかでは、対人族の戦線に最も積極的な人物でもあります。ランドールの人族共同体の多くは、過去にリィガンから辛酸を舐めさせられて――または、滅ぼされて――います。