シュガール
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 機械
- 反応
- 命令による
- 言語
- なし
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 22/27
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 22
- 移動速度
- 20(四足)/30(飛行)
- 生命抵抗力
- 25 (32)
- 精神抵抗力
- 23 (30)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
牙(頭部) | 23 (30) | 2d+25 | 22 (29) | 20 | 155 | ― |
尻尾(胴体) | 24 (31) | 2d+25 | 21 (28) | 21 | 155 | ― |
翼(翼) | 21 (28) | 2d+23 | 22 (29) | 16 | 140 | ― |
翼(翼) | 21 (28) | 2d+23 | 22 (29) | 16 | 140 | ― |
- 部位数
- 4(頭部/胴体/翼×2)
- コア部位
- なし
特殊能力
●全身
[◯]剣のかけら=17個
HP・生命抵抗力・精神抵抗力が上昇しています。(いずれも反映済みです)
[◯]機械の身体
刃武器からクリティカルを受けません。
[>>][△]形態変化
戦闘準備、または、各ラウンドにおいて最初の部位が手番を得る直前に、「高機動形態」か「接近戦形態」のいずれかをとります。
この魔物の特殊能力には、一方の形態でしか使用できないものや、特定の形態において効果が変化するものがあります。
遭遇時は、原則として「高機動形態」をとります。
[◯]騎乗用魔動機
この魔物をルール上の「騎獣」とし、所定の魔物に騎乗されることによって活動できます。
騎乗ルール(⇒『Ⅲ』88頁)および騎乗戦闘(⇒同108頁)のルールが準用されます。ただし、「弱点隠蔽判定」はおこなわれず、この魔物の弱点値を(一般的なルール同様に)参照します。
騎乗されていない場合、この魔物は能動的な活動をおこなえません。
[◯]ターゲッティング、[◯]鷹の目
[◯]マナタイトプレート
それぞれの部位の近接攻撃は、魔法の打撃武器によるものとあつかいます。
[◯]鹵獲可能
この魔物を死亡させずに無力化した場合、戦闘終了後に騎獣として鹵獲できます。騎獣としてのデータは別途、規定されます。
鹵獲した場合、この魔物からの戦利品は原則として得られません。ただし、〈剣のかけら〉、ならびに、「自動(騎獣用武装)」とある戦利品にかぎり、鹵獲した場合にも得られます。
●頭部
[◯]魔法ダメージ減少=2点
[▶]対属性フィールド
この能力の使用に際し、「土」「炎」「風」「雷」「純エネルギー」から属性をふたつ選びます。
続く10秒(1ラウンド)のあいだ、この魔物のすべての部位と、この魔物に騎乗している魔物・搭載されている魔物は、選んだ属性から受けるダメージを「5」点軽減します。
[>>]対属性フィールド〚接近戦形態時〛
補助動作で実行できることを除き、「[▶]対属性フィールド」と同様の効果です。
この能力は、「接近戦形態」のあいだのみ使用できます。
[▶]2回攻撃〚接近戦形態時〛
この能力は、「接近戦形態」のあいだのみ使用できます。
[▶]サーマルプレジャー/20(27)/生命抵抗力/半減〚接近戦形態時〛
「射程/形状:1(10m)/射撃」で、「1エリア(半径6m)/20」に向けて熱と圧力の塊を叩きつけ、「 2d+26 」点の炎かつ風属性の魔法ダメージを与えます。
この魔物を対象に含む場合、この魔物自身は自動的に抵抗に成功します。(騎乗している魔物はそのかぎりではありません)
この能力は連続した手番には使えません。また、「接近戦形態」のあいだのみ使用できます。
●胴体
[◯]搭載=2体
[◯]攻撃障害=不可・なし
対象:[部位:頭部]
喪失条件:[部位:胴体]のHP0以下
[▶]ライトニングブリッツ/25(32)/回避力/消滅〚高機動形態時〛
「射程/形状:2(40m)/突破」で、電撃をまとって突進し、対象に「 2d+28 」点の雷属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使えません。また、「高機動形態時」かつ「[◯]飛翔Ⅱ」が有効であるあいだのみ使用できます。
[🗨]テイルスイープ〚接近戦形態時〛
最大5体までのキャラクターに「尻尾」による近接攻撃をおこなえます。
この能力は連続した手番には使えません。また、「接近戦形態」のあいだのみ使用できます。
●翼
[▶]ガン/22(29)/回避力/消滅
「射程/形状:2(30m)/射撃」で1体を銃撃し、「 2d+22 」点の魔法ダメージを与えます。これは〈ガン〉による射撃攻撃に準ずるものとみなします。
この能力は、両方の[部位:翼]を合わせて、1日に4回まで使用できます。
「接近戦形態」のあいだ、「射程」は「1(10m)」となります。
[◯]機動射撃機構〚高機動形態時〛
通常移動をおこなった手番であっても、[部位:翼]は「[▶]ガン」による射撃攻撃をおこなえます。
この能力は「高機動形態」のあいだのみ有効です。
[◯]飛翔
この魔物のすべての部位、ならびに、騎乗している魔物は、近接攻撃の命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を受けます。
[部位:翼]いずれかのHPが0以下のあいだ、この能力は失われます。
[◯]飛翔Ⅱ〚高機動形態時〛
ボーナス修正の値が「+1」の代わりに「+2」であることを除き、「[◯]飛翔」と同様の効果です。
この能力は「高機動形態」のあいだのみ有効です。
なお、「[◯]飛翔」とは累積しません。
[◯]高速移動〚高機動形態時〛
「高機動形態」のあいだ、飛行移動速度が+10されます。
戦利品
- 自動
- 〈剣のかけら〉×17
- 自動
- 稀少な魔動部品(900G/黒白A)
- 自動(騎獣用武装)
- 〈マナタイトプレート〉(⇒『ET』151頁,売却価格7,500G)×4
- 自動(騎獣用武装)
- 〈ガードナーシェル〉(⇒『ET』151頁,売却価格6,000G)
- 自動(騎獣用武装)
- 〈レジストバリアー〉(⇒『ET』151頁,売却価格4,000G)
- 自動(騎獣用武装)
- 〈プランクプレート〉(⇒『ET』151頁,売却価格1,500G)×2
- 2~6
- 未知の魔動部品(2,400G/黒白S)
- 7~12
- 掘り出し物の魔動部品(7,600G/黒白S)
- 13~
- 新発見の魔動部品(25,000G/黒白SS)
解説
竜を模した魔動機です。全長は12m前後で、成竜よりすこし大きいくらいです。
ドラゴンフォートレス(⇒『ML』166頁)と同時期に開発されていた魔動機であり、フォートレスが戦術的運用を念頭に置いたものであるのに対して、このシュガールは戦闘次元での活躍に焦点を当てたものです。
当時の開発競争においてはフォートレス側が優勢となったらしく、シュガールは少数の試作機が造られたにとどまります。くわえて、それら試作機も〈大破局〉時に喪失したとされており、現代においてシュガールの実物を目の当たりにする機会はまずありません。
「高機動形態」と「接近戦形態」を切り替えて状況に応じた戦い方をしますが、その実情は、両者の機能を両立する段階まで開発を進められなかったことによるものです。
なお、このデータは、イ・ジャックによって運用されているときのものです。