ゆとシートⅡ for SW2.5

【大森林の友誼】 - ゆとシートⅡ for SW2.5

【大森林の友誼】

(ドーデン地方・フレジア大森林)
入門条件
ライダー技能5レベル&50名誉点

ドーデン地方・フレジア大森林において、幻獣と人族は対等の関係であるとされます。これは、すくなからず政治的意図のもとに導かれた言質です。

ですが、当地の森に棲む一部の幻獣と人族(主にエルフやメリア)のあいだでは、深い信頼関係を築き友として協働する実例もあります。

この流派データは、そうした大森林の住人と幻獣たちがあつかう、特別な術法をあらわしています。

人と幻獣が相互の信頼のもと、一般的な騎手と騎獣のそれよりも緊密に連動するというのが、その骨子です。

当地では人族・幻獣ともに妖精魔法や森羅魔法に長ける者が多く、そのことから魔法に大きく寄ったものとなっています。例として、幻獣をみずからの一部であるかのように魔法で包みこんだり、幻獣と協力してひとつの魔法を行使したり――といった技法が挙げられます。これは魔法技術としてかなり高度なものであり、エルフ、メリア長命種、幻獣といった長い時を生きる種族でなければ、編み出すことは叶わなかったでしょう。

この独特な技は、フレジアの森林を蛮族や“奈落の魔域”の脅威から守るための、大きな力となっています。

外部の者にはあまり知られていないこれらの技術ですが、幻獣と信頼関係を築けるだけの心得をもった騎手ライダーには、当地の者が伝授してくれることがあります。

(少数ながら、フレジアの動物・幻獣がライダーギルドに預けられることもあり、外部の印象ほどには閉鎖的ではありません)

流派装備

この流派には、特殊な“魔符”が伝わっています。これは秘伝とは無関係ですが、秘伝同様に、騎手と騎獣の信頼関係を念頭におくものです。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
託生たくしょうの魔符〉 12 冒険道具類(消耗品) 1,600 騎手と騎獣の抵抗力判定を代表して一方がおこなう

秘伝

これらの秘伝の「限定条件」には、「専有幻獣」という記述があります。これは、“習得者が専有している、「分類:幻獣」の騎獣”を意味します。

フレジアの住人たちにおいては、一般的な「騎手と騎獣」の関係には当てはまらないこともままありますが、PCが運用する場合には、専有騎獣であることを条件とします。

《繋ぐ友の秘術》

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
《魔法拡大/数》【以心伝心】
限定条件
専有幻獣
使用
魔法使い系技能
適用
1回の魔法行使
リスク
なし
概要
一部の「対象:術者」の魔法を騎獣に行使できる
効果

騎獣をみずからの身体の延長上と捉え、魔法を行使します。

「対象:術者」、かつ、「時間」が「◯秒(△ラウンド)」「◯分(△ラウンド)」「◯時間」「1日」、かつ、「抵抗:任意」の魔法の行使について適用する秘伝です。(「時間」が「一瞬/**」「7日」「永続」「特殊」などの魔法は、前述の条件に合致しないため、適用できません)

ただし、行使に10秒(1ラウンド)を超える時間を要する魔法と、特殊神聖魔法には、適用できません。

適用された魔法は、「射程:接触」「対象:1体X」とみなし、術者が専有している騎獣に対してのみ行使できます。

その魔法の効果において「術者」とある箇所は、「対象」に読み替えて解決します。

任意の魔法が術者に対して持続しているあいだは、同名の魔法についてこの秘伝は宣言できません。

この秘伝によって行使した魔法が騎獣に対して持続しているあいだは、術者は同名の魔法を行使できません。

《猛き友の息吹》

必要名誉点
50
タイプ
独自宣言型
前提
【特殊能力完全解放】
限定条件
専有幻獣
使用
適用
1回の能力使用
リスク
なし
概要
騎獣の一部の主動作型能力を強化、次手番使用不可となる
効果

騎手を信じ、騎獣が乾坤一擲の力で能力を使用します。

この秘伝は、習得するのは騎手ですが、その騎手の「分類:幻獣」の専有騎獣が宣言でき、そして騎獣のみが宣言できます。宣言の回数は、騎獣側のものとして数えます。

この秘伝は、騎獣の“主動作型かつ「抵抗:半減」の能力”の使用について宣言・適用します。ただし、魔法行使はこれに含みません。

適用された能力は、判定に+2のボーナス修正を得て、その追加ダメージが+2されます。

適用した能力は、次の手番には使用できなくなります。元から“連続した手番には使用できない”能力であったなら、続く2手番にわたって使用できなくなります。

この秘伝を宣言できるのは、ひとつの手番につき1回までです。

複数の部位をもつ騎獣であっても、すべての部位を通じて1回までとなります。

《連なる友の魔技》

必要名誉点
100
タイプ
常時型
前提
【瞬時魔法指示】
限定条件
専有幻獣、同じ位置
使用
魔法使い系技能
適用
1回の魔法行使
リスク
なし
概要
騎獣の魔法行使権利をついやし、騎獣の宣言特技を借りる
効果

騎獣と協力し、両者でひとつの魔法を行使します。

この秘伝は、習得者が専有している「分類:幻獣」の、魔法行使能力をもつ騎獣と、同じ位置(エリア・座標)にいるあいだのみ、効果をもちます。

習得者=騎手は、みずからが魔法を行使するに際して、それを“騎獣と協力して行使する”ことを選べます。これをおこなうには、その行使する予定の魔法の属する系統が、騎獣が行使可能な系統でなければなりません(魔法のレベル・ランクは問わず、系統として行使可能であれば条件を満たします)。ただし、特殊神聖魔法には、この秘伝は適用できません。

“騎獣と協力して行使する”ことを選んだならば、その魔法の行使において、騎獣が習得している宣言特技を、騎獣の宣言権利のもとで(騎手が習得しておらずとも)宣言・適用できます。(つまり、騎手と騎獣がともに《ルーンマスター》を有するならば、最大で4種類の宣言特技を適用できるということになります)

ただし、騎手と騎獣で、同名の宣言特技を重ねて宣言することはできません。また、騎手・騎獣ともに、《マルチアクション》や《ダブルキャスト》など、適用する1回の魔法行使を超えて何らかの具体的行動をとる効果の戦闘特技は、宣言できません。

これをおこなうには、騎獣が魔法行使をおこなえる状況になければならず(たとえば移動の種別は制限移動にかぎられます)、さらに、騎手が消費するものと同点のMPを騎獣も消費しなければなりません。具体的には、騎手が行使するものと仮定のもと、《MP軽減/**》等による増減と、(宣言しているならば)《魔法拡大/**》による倍化を適用したうえで、騎手と騎獣の両方が支払うことになります(騎獣側の軽減能力の有無はいっさい考慮されません)。

また、騎獣は宣言特技の宣言のうえで魔法を行使したとして、宣言の権利と主動作の権利をついやしたことになります(補助動作や戦闘準備で行使可能な魔法であったとしても)。同様に、騎手側は、【魔法指示】の回数をついやしたことになります。

当然のことながら、複数の部位をもつ騎獣においては、魔法行使能力を有する部位について、上記を適用します。もし魔法行使能力をもつ部位が複数ある騎獣であったなら、騎手がそのうちの任意にひとつを選んで解決します。

製作者:ViVi🦈