色彩の魔晶石
- 知名度
- 15
- 形状
- 色味を帯びた〈魔晶石〉
- カテゴリ
- 冒険者技能用アイテム
- 製作時期
- ~現在
- 概要
- 妖精召喚への使用時、本来の2倍のMPをまかなう
- 効果
-
このアイテムは、【守り人の七氏族伝来・彩なす秘術】と【妖精郷伝来・重奏妖精魔法】の、ふたつの流派に属する流派装備です。
購入にあたっては、いずれか一方の流派に入門していれば充分です。
このアイテムは、〈魔晶石〉の一種であり、〈魔晶石〉と同様の機能をもちます。(ただし次に示すとおり、通常の〈魔晶石〉よりもかなり高価です)
〈魔晶石〉の一種であることから、〈魔晶石〉やそれと互換する他のアイテムとの併用はできません。
基本取引価格
このアイテムの基本取引価格は、アイテムがもつ点数によって異なり、次のようになります。(5点未満の個体は、設定として存在してはいますが、ゲーム上で有効利用することはできません。もしゲームの場でとりあつかいたい場合は、基本取引価格は「300×点数」で算出してください)
点数 基本取引価格 5点 1,500 6~10点 500×点数 11~15点 800×点数 16~20点 1,200×点数 妖精召喚への使用
このアイテムの真価は、妖精を召喚して使役する魔法(⇒『Ⅱ』114頁)に消費する場合にあらわれます。(該当する魔法は、具体的には【サモンフェアリー】ならびに【サモンフェアリーⅡ~Ⅶ】、【フェアリーロード】です)
それらの魔法の「消費」に定められる「魔晶石◯◯点」に充てるかたちで〈色彩の魔晶石〉を消費するとき、「〈色彩の魔晶石〉の点数の2倍から、“◯◯点”を引いた値」に等しいだけ、MPの支払いが減算されます。
(例として、【サモンフェアリーⅣ】(消費:MP18&魔晶石5点)と〈色彩の魔晶石(6点)〉の場合を考えます。この魔法行使において、消費の「魔晶石5点」に〈色彩の魔晶石(6点)〉を充てるならば、「6×2-5 = 7」点(〈色彩の魔晶石〉の点数「6」を「2」倍してから魔晶石の要求点数の「5」を引いた値)だけ、MP消費18点から減算されるので、実質的なMP消費量は「18-7=11」点となります)
なお、この減算は、《魔法拡大/**》による倍化などを適用したあとの、最終的な消費MPに対して適用されます。
術者が《魔晶石の達人》をもつならば、消費されるものとは別に、〈色彩の魔晶石〉をMP消費に充当することもできます(通常の〈魔晶石〉を2つ併用する場合と同様に)。この場合も、〈色彩の魔晶石〉がもつMPは、実際に減少させる点数の2倍のMPをまかないます。(これが適用されるのは、妖精を召喚して使役する魔法にかぎられます)
(ようするに、“妖精を召喚して使役する魔法にかぎり、2倍の点数を支払える魔晶石”という意味合いのアイテムです)
対応属性
〈色彩の魔晶石〉は、実際には個体ごと色味が異なり、それによって対応できる妖精の属性が変化します。また、色に応じた個別の名称をもちます。以下が一覧です(たとえば、土属性の妖精を召喚するときに効果を発揮するのは、〈山吹の魔晶石〉のみです)。
名称 色味 対応属性 〈山吹の魔晶石〉 黄 土属性 〈露草の魔晶石〉 青 水・氷属性 〈真朱の魔晶石〉 赤 炎属性 〈萌葱の魔晶石〉 緑 風属性 〈白菫の魔晶石〉 白 光属性 〈黒檀の魔晶石〉 黒 闇属性 複数属性に対応したもの
上記の〈色彩の魔晶石〉6種類は、単一の属性にのみ対応していることから、(複数の属性をもつ)古代種妖精の召喚には利用できません。
古代種妖精の召喚に利用するには、以下に示す、複数属性に対応した〈色彩の魔晶石〉が必要です。これらはとくに希少であるため基本取引価格が1.2倍になります。望むならば、複数属性に対応した〈色彩の魔晶石〉を、単一属性の妖精の召喚に利用することは可能です(割高になりますが)。
名称 色味 対応属性 該当する古代種妖精 〈葡萄の魔晶石〉 紫褐色 土&水・氷 メネフネ(⇒『ML』183頁/5レベル) 〈蜜柑の魔晶石〉 オレンジ 土&炎 ドモヴォーイ(⇒『ML』187頁/11レベル) 〈若菜の魔晶石〉 黄緑 土&風 ジイリッハ(⇒『Ⅲ』419頁・『ML』188頁/13レベル) 〈鬱金の魔晶石〉 金 土&光 ノッカー(⇒『BM』138頁/1レベル) 〈桔梗の魔晶石〉 紺 水&風 スカディ(⇒『Ⅲ』421頁・『ML』190頁/15レベル) 〈浅葱の魔晶石〉 濃いの青緑 水・氷&闇 ウィリ(⇒『Ⅲ』416頁・『ML』82頁/5レベル) 〈小豆の魔晶石〉 赤褐色 炎&闇 エインセル(⇒『Ⅲ』414頁・『ML』181頁/3レベル) 〈青竹の魔晶石〉 艶のある緑 風&光 ピクシー(⇒『BM』138頁/1レベル)
フィルギャ(⇒『ML』187頁/11レベル)〈牡丹の魔晶石〉 複数の色 光&闇 ドゥナエー(⇒『BM』139頁/3レベル)
ケットシー(⇒『Ⅲ』417頁・『ML』184頁/7レベル)
クーシー(⇒『Ⅲ』418頁・『ML』185頁/9レベル)
アマルテイア(⇒『Ⅲ』420頁・『ML』189頁/15レベル)
由来・逸話
アヴァルフでときおり産出される、さまざまな色味を帯びた〈魔晶石〉です。希少であるため、一般的な〈魔晶石〉にくらべて高価です。
当地のエルフやメリアは、この特殊な〈魔晶石〉を宝石に見立てて、妖精たちの力を借りやすくする方法を身に着けています。